高等学校商業科教員を目指す者には必修の科目である。

 職業指導は、生徒の将来的な職業選択及び自己実現のために重要な指導である。現代の社会環境の変化や産業・経済の構造的変化、雇用の多様化・流動化等は、教育環境にも大きな影響を与えており、また個人の価値観等の多様化も踏まえた上、いかに「生きる力」を養うことができるかが求められている。

 授業の内容としては、現状の進路指導や職業教育をふまえて、キャリア教育の在り方を中心に、学生自らが将来の進路や生き方について、主体的に選択・決定ができる方策を考察するとともに、職業指導の基礎となる基本的な内容を学修する。

 25年以上にわたり商業高校の商業科教員として、商業関係科目を指導した経験を生かして、実務経験で直面した問題事例を挙げながら、実際の現場で必要となるスキルや手法を学ぶことができる。